[FMRP]TOの名前付け

パターンとして微妙、あるいはパターンと言えるほどの考察がないのじゃないのかと思われる1つのパターンを紹介しましょう。しかしながら、問題点は明確であると思います。

カテゴリ:要素

略称:ネーミング

名前:TOの名前付け(Ver.1.0)

問題:

  • TOは任意の名前が設定できる。そして自動的に名前が設定されてしまうが、そのままにすると後から混乱が生じる。
  • TOの名前は、元になるテーブル定義の名前とはまったく関係ない名前をつけてしまうこともできてしまう。
  • 1つのテーブル定義に対してたくさんのTOを定義することも多く、TO選択のポップアップメニューは混乱しがちである。TO選択時に目的のTOを確実に素早く探し出せる名前付けルールが必要である

解決策:

  • TOには、TOグループを端的に示す「グループ名」と、どのテーブルをもとしているかを示す「テーブル名」を含めた名前を付ける

フォース:

  • 1つのソリューションで一貫した名前付けのルールを持たせないと混乱する
  • グループ名とテーブル名だけでは、時として同じ名前の異なるTOが登場し、完全な名前付けができない。そこで、バリエーションにあるように、「用途名」といった補助的な名前を追加する必要が発生する

バリエーション:

  • 「グループ名_テーブル名」を基本とする。TOグループ内で同じテーブル定義を元にしたTOが複数登場する場合には、用途に応じて、「グループ名_テーブル名_用途名」、あるいは、「グループ名_用途名_テーブル名」をTO名とする。この名前付けルールだと、TO選択のポップアップメニュー等で、同一TOグループの項目がまとまる。その中で後半のテーブル名や用途名を見つけ出すという作業になる。TOグループを基準に考える場合には適した方法であると言える。
  • 「テーブル名_グループ名」を基本として、前記のバリエーションと同様に、さらに用途名を付け加える。この名前付けルールだと、TO選択のポップアップメニュー等で、同一のテーブル定義をもとにしたTOがまとまる。その中で後半のTOグループ名や用途名を見つけ出すという作業になる。テーブル定義名を基準に考える場合には適した方法であると言える。
  • TOの結合の流れに従って名前を付ける。名前からリレーションシップの中での関係が一目瞭然になるが、TO名が長くなり過ぎる傾向がある

関連パターン:(TBD)

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