事実上無料になったKeynote、AppleScript対応は大きく後退

OS Xに続き、iWorkも無料になってしまいました。新しいバージョンはツールパレットがなく、ユーザインタフェースも変更されているなど、久しぶりのアップデートで進化したかなと思ったところです。ですが、残念ながら後退したところがありました。

KeynoteやPagesはそこそこAppleScript対応があったので、プレゼンテーションの自動生成に使えていたのです。以下はKeynote Ver.5.3、つまり1つ前のバージョンの用語辞書です。slideというクラスに、bodyやmasterなどがあり、つまりはスライドの中身をスクリプトで構成できるのです。

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ところが最新版のKeynote Ver.6の用語辞書はこんなにさっぱりしてしまっています。slideクラスにはプロパティがなく、結果的にこれだと、自動的なプレゼンくらいしか用途はないというところでしょうか。

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幸いというか、iWork 09フォルダにあった古いKeynoteはそのまま残っていたので消さずに使い続ける事になりそうです。

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