ディスプレイを追加

そういうわけで、BenQの24インチGL2450、USB to HDMI Adapterが到着して、こんな状態になりました。写真がヘタですみません。右が、AppleのLED Cinema Display 27″、左がBenQの24″、右端はMacBook Air、左端はiPad 3rdです。AppleのDisplayの下にはNexus 7とCloud Communicatorなんかもあります。アダプタのドライバは古いものしか製品にはなかったのですが、こちらから最新版がダウンロードできました。

IMG_0018

それで、大画面2台の見え方がけっこう違います。当然、Appleの方がきれいなんですが、まあ、そいういう用途ではなく、ドキュメントなどを開いておくためのものなんで、あまり気にはしていません。ただ、BenQの方はまぶしい…。輝度0にしても、まだまぶしいです。

最初、「システム情報」のシステムレポートで見てみると、2項目は見えたのだけど解像度がおかしいと思ったのですが、ここに見えるのは、MacBook Airのディスプレイチップから接続されている、内蔵の液晶パネルと、Cinema Displayだけのものでした。小さい方の解像度は内蔵ディスプレイです。

ScreenSnapz001

アダプタ+BenQは、システムレポートとしては、USBのカテゴリにしか見えません。これは、「システム情報」がUSBアダプタのディスプレイなどには対応していないということですかね。

スクリーンショット 2013-02-19 11.44.57

 

大画面が2枚欲しい

今の私のメインマシンは、MacBook Air 11″(2012) + Apple LED Cinema Displayです。ディスプレイは前の機材の頃から使っているのです。この数年、だいぶんと視力が悪くなってきて、画面の文字を大きめにしています。XcodeはPresentationの設定がちょうどいい。ということで、大画面でも文字を小さくすると、実質的に「狭い」わけで、ディスプレイの追加を考えました。

AppleのThunderbolt Displayだと2台接続ができるらしいけど、Apple LED Cinema Displayは2台のうちの1台になれないらしい。1台8万円超のディスプレイを2台買うと、いいお値段であり本体より高い。これがいちばん理想的なんだろうけど、ちょっとぜいたくかな。

で、MacBook Airは、Apple製品以外に外付けディスプレイを複数使う方法がないかと思ったら、USBアダプタでどうも可能なようです。まず、これが1つ選択肢。メモリをたっぷり搭載しているので、そんなに重くはならないと思われますが、メーカ保証はないというところ。

別の選択肢は、iPadでAir Displayを使って、iPadからディスプレイにつなぐこと。これを2台目の外付けにするということです。ただ、これはいいアイデアだと一瞬思ったのですが、iPadにディスプレイアダプタをつけたら充電ができない。となると、毎晩、作業が終われば充電のためにつなぎ変えないといけないってことになりますね。さらに、Air Display + Apple TVという回りくどい、けど、ノンケーブルみたいなことを一瞬考えましたがどうだろう。なお、この方法だと、解像度が1080pになるけど、ドット数的にどこまでいけるかですね。直接接続の場合はいいとして、Apple TV経由だと解像度が中途半端になりますもんね。

外付けディスプレイは、Dellの24インチが2万円を切っているけど、21〜24インチだと、量販店でも2万円前後とそんなに高いものではないです。つまり、Apple製品でなければとりわけ安い。ということで、please give me your advices.

OS X 10.8 Serverのトレーナー認定合格

Apple認定トレーナー(Server Essentials)、なんとか通りました。10.8のACT全部の資格の更新が終わりました。とりあえずキープできたぞっ! しかし、今回は試験中にサーバの応答がなくなり、再起動して、最後の方は、次の問題に行くのに1分近くかかってかなりあせりましたが、まあ、受かればなんでもいいとしましょう。

スクリーンショット 2013-02-13 16.28.56 のコピー

Appleテクノロジーの5年周期

今日の未明に、次期Mac OS X Lionが発表されました。巷ではAirの方に注目が集まっているようですが、Lionの方がこの世界で仕事をしている者にとってはマジなネタです。

2011年、Mac OS X Lionがリリースされるわけですが、大きなポイントは、iOSのエクスペリエンスの統合です。これは、新たなOSが出てくる事に匹敵する程の変化と思われます。しかも、来年夏のアップデートを今からアナウンスするというのは、開発者のアダプテーションが必要だからと考えられます。ということは、単なる見栄えの違い以外にもさまざまな根本的な変化があるのではないかと思われます。

そのように予想するのは、Appleのテクノロジー的な大きな変化は、5年周期のサイクルがあると考えられるからです。Mac OS Xのリリースは、2001年です。Macを取り巻くここからの流れを見ると、アップデートが続き、それぞれ特筆すべき点は多々ありますが、次のジャンプは2006年からのIntel CPU搭載です。1年以内にすべてのラインナップがPowerPCからIntelに切り替わりました。そこまでちょうど5年、そして次の5年目が2011年です。2011年に発生する大イベントは「Mac OS X Lion」であることはもはや疑いのないこと…と考えられませんでしょうか?

一方、iPod〜iOSへの流れを見てみます。デバイスうんぬんについては5年周期はあまり見えないですが、iTunes Music Storeが2003年、App Storeが2008年です。オンラインとの連携がビジネスのキーであるAppleの携帯デバイスなので、ここの5年周期は意味深な気もします。iPodは2001年ですが、2006年にはApple TVが出ています。ここはちょっと判別しにくいのですが、初期のApple TVは「OS X」なるOSが搭載されていました。iPodについては諸説有りAppleの発表がないのでOSは判断しにくいのですが、携帯デバイスのインターナルな世界では、2001年からの初期のOS、そして2006年からのMac OS X系列のOSへと5年周期で変化しています。

90年代にもこうした周期があるのかどうかですが、1996年末に事実上NEXTSTEPを次期OSとして決定していて、そこから5年の2001年に正式リリースになっています。68kからPowerPCへの移行は1993年、そして1998年にはiMacの登場ということもあります。

いろいろなエポックメイキングなAppleのテクノロジーの変化を見る限りは、5年周期は至る所で見られます。従って、Mac OS X Lionは大きな変化をもたらすマイルストーンと考えられます。現状、発表された内容は、エクスペリエンスのiOS化であり、Mac版のApp Storeの開始ということもありますが、きっと全貌はこれだけではないでしょう。こんな次期に発表するだけに、今後デベロッパーが対処しないといけないような何かがあって、機密ベースで少しずつ公開されるものと思われます。そして、2011のWWDCで全貌を明らかにし、夏の発売でいきなりブレーク!というのがAppleのシナリオのような気がします。

ということで、想像ですが、iOSとMac OS Xの違いがかなりなくなるのではないかと考えられます。もともと主要なフレームワークはかなり近いのですが、それを可能な限り近づけるということです。Mac OS Xは高機能ながら複雑で巨大なOSでもあります。そのための使い勝手の悪さや管理の大変さもあるわけです。現在のCocoa Touchのフレームワークで作ったアプリケーションがMacでも動くように拡張をしつつ、Macの側ではファイルというものを意識しないでもいいくらいにまで、iOS的な操作体系になるのではないかと予想されます。