[IM]パラメータの受け渡し

しばらく超忙しかったので、INTER-Mediatorに手を付けられなかったのですが、そろそろ戻れそうです。

Ver.5までのINTER-Mediatorは、テンプレートになるHTMLファイルを.phpにして、ページの冒頭にパラメータを定義してPHP関数の呼び出しを行う事で、生成したJavaScriptのプログラムをマージしていました。リストラクチャで、そのあたりの仕組みを変更します。今作っている部分は、あるページがあって、それがテンプレートとして機能させる場合、次のようなファイル構成にします。

テンプレートのHTMLファイル:たとえば「test.html」

サポートのPHPファイル:たとえば「Sample1.php」

これら2つのファイルを用意します。以後、「たとえば」のファイル名で具体的に説明します。Sample1.phpは、JavaScriptのソースを戻すスクリプトです。そこで、test.htmlのヘッダ部分に以下のような記述を加えます。

<scripttype="text/javascript"src="Sample1.php"></script>

データベースに必要なパラメータは、Sample1.php側に記述します。具体例は、GitHubにあるソースを見てください。

test.htmlのbodyタグのonloadで、たとえば、次のようなJavaScript関数を呼び出すと、テンプレートの展開を行うようになります。

function im_start()	{
var im = new INTERMediator( );
im.showMessages();
}

ページのロード後に最初のテンプレート展開が行われ、そのときに、必要なテーブルへのアクセスを行います。その部分はAjaxで動きますし、保存や更新等の処理でも、同様にAjaxで行います。これらは、HTMLページからはSample1.phpをそれぞれ必要なパラメータで呼び出します。従って、Webサーバで公開していないといけないPHPのスクリプトはSample1.phpだけで、INTER-Mediatorのスクリプト群についてはWebサーバで公開していないところにも移動できるようになります。

この方針で進めることにしました。